ジークアクスを公開1週目にネタバレを回避しつつ鑑賞し、直後に口頭で文字起こしした感想はふせったーに置いた。それが14000字くらいだったのでさすがに後で読み辛いのでCHATGPTに冗長な部分を削ってもらったものをここに置いとく。
完全にネタバレなので閲覧は自己責任で。ついでにほぼ鑑賞時の記憶で構成されているので事実誤認や用語の誤用は多々あると思われる。
以下感想の要約。
うん、ジークアクスを観てきました。ネタバレ配慮のおかげで新鮮な驚きが楽しめる映画でしたね。とはいえ、新鮮かどうかは微妙なライン。正直「やりやがったな」という印象も強いです。
物語の冒頭、人類が増えすぎた人口を宇宙に移住させてから半世紀が経過、という設定で、ああ、またガンダムやるのかと。しかもリブート。ただ、その次の瞬間、シャア専用ザクが登場。ザクのデザインも微妙に違っていて、山下いくとさん(エヴァンゲリオンのデザインで有名)が手掛けたそうです。原型を壊さず、細部を刷新したデザインで、ザクらしさを保っています。
今回、原典でジーンが暴走する場面では、ジーンが留守番役に。その代わりシャア自身が出撃。副官ドレンも呆れ顔だけど、原典通り序盤は侮られてる感じの若いシャアが印象的。映画は2部構成で、前半は完全にシャアが主人公。一年戦争を40分ほどで駆け足で振り返る流れです。
特に面白かったのは、シャアがV作戦を完全にキャッチしてガンダムごと奪取する展開。これはGジェネなどでこすられたネタを映像化した感じ。キャストは池田さんではなく、若手声優らしい初々しい声で、若いシャア像に説得力を持たせています。
ホワイトベースのパオロ艦長も、原作では曖昧だった生死が今回は明確にシャアに殺される形で描かれています。シャアが大胆に行動し、ホワイトベースを解析するためブリッジを潰すなど、非常に合理的な動きでした。
後半はジークアクス本編。前半はファーストのリブート兼ファンサービス的な内容ですが、後半は85年設定の戦後ストーリーに。シャリア・ブルなど、原作で掘り下げられなかったキャラも描かれていました。特にシャリアのニュータイプ設定やビジュアルが印象的で、ジオンの切り札的な存在感が強調されています。
物語はジオン視点が主軸。連邦軍との対立を描きつつ、ルナ2への攻撃や宇宙での動きが展開されます。ザクが主力として描かれ、連邦のビーム兵器の描写もリアルでした。コロニー内部のスケール感や緻密な描写も映画館で観たくなるクオリティ。
後半クライマックスでは、ソロモン落としやキシリアへの迫り方など大胆な展開が。ギレンやデギンは登場せず、物語の焦点がシャアや周囲のキャラクターに絞られている点が特徴的です。ジークアクスとしての独立性を高めつつも、ファーストファンを意識した丁寧な構成になっていました。
例の「なんちゃらのバラ」が反応して、シャアがセイラなのか誰かと通信で「刻が見える」などの声が聞こえ、その後、爆発ではなく眩い光がソロモンを丸ごと削り、シャアとガンダムが消えた。その出来事が劇中では宇宙世紀80年1月3日とされ、原作の最終回と一致していると思われる。
そこから5年後の85年(正確な月は不明)、前作から続投するキャラクターはシャリア・ブルだけとなり、彼は旧作キャラの名前を持ちながら後半のタケのデザインへ変わっている。橋渡し的な存在として描かれる彼の登場シーンでは、追われていたニャアンがマチュと接触し、運び屋をしていたという設定が明かされる。
今回の話のテーマは「闇バイト」で、テム・レイの回路のような謎のデバイスを偶然拾ったことから展開が始まる。一年戦争後、ジオンが勝利し、民間にモビルスーツが払い下げられるものの、武装は解除され、作業用に戻された。こうした設定で「5年後にはモビルスーツが簡単に入手可能になった」という状況には疑問が残る。原作では一般人がモビルスーツを持つイメージは薄いが、ジャンク屋なら用意できる可能性も考えられる。
払い下げられたモビルスーツは武装が解除され、モノアイが青になる。コクピット内で特定の機械を差し込むと武装が再度有効化され、モノアイが赤に戻るという演出があり、これは完全に今回のオリジナル設定だ。赤が警戒色のように扱われており、こうした細かい演出には特に深い意味はないかもしれない。
物語の後半では、「ジオンが勝利したがスペースノイドが自由になったわけではない」という現実を描きたい意図が感じられる。特に、スラムのような環境で生活する人々と、サイド6のマチュのように比較的恵まれた環境で暮らす人々の対比が強調されている。スラム街に住む宇宙難民たちは、ジオンの攻撃で破壊されたコロニーから逃れた人々や不法移住者で、権利が認められていない状況に置かれている。
コロニーには養える人数の物理的限界があり、出生制限が必要な背景もあるため、無登録の人々が生活する状況は問題視される。警察の冷淡な対応も、こうした背景を反映しているようだ。ジオンが掲げた「スペースノイドの独立」という大義名分の裏で、結局サイド3以外の人々が苦しんでいる現実が描かれている。
スラムの住人たちは元々普通の生活をしていた可能性が高いが、現在は裏社会に追い込まれ、ジャンク屋として生きている。技術を持つ彼らの存在がストーリーの展開に絡んでいるのも興味深い。さらに、サイド6の日本的文化圏や神社の描写は、ガンダムシリーズでは珍しく、宇宙世紀の宗教観を考えるきっかけにもなった。
物語の奇妙さとしては、オメガシステムのようなニュータイプの感応システムが登場し、それを巡るキャラクターのやり取りが展開される。シャリアが迎えに行き、マチュやシュウジとの関係性が描かれる中で、シュウジの「良い男」設定が際立ち、マチュの表情にも細やかな演出が見られる。
模擬戦を行うシーンや、「マブ」という造語の設定も独自性が強い。劇中ではシャアとシャリアのコンビが、有視界戦闘の不利を補う戦略として描かれている。こうした要素がストーリーに新鮮さを加えているが、一方で宇宙世紀の従来の世界観とは乖離があり、受け入れがたい部分もあるかもしれない。
また、「何とかのバラ」による超常現象が発生し、アクシズの奇跡に似た展開が物語を動かす。この超常現象を、ガンダムシリーズがこれまで何度も繰り返してきた「理屈ではなくオカルトで締める」終わり方として引用している点も、富野監督のガンダム作品に対するある種の皮肉のようにも感じられる。
物語の結末として、ガンダムを鹵獲して研究した結果、連邦はガンダムを失い、代わりにガンキャノンもどきが採用された。一方で、ジオン側も開発計画が停滞し、ゲルググには繋がらなかった。この展開は、ポケットの中の戦争での統合開発計画という後付け設定を否定するような流れとなっている。
最後に、今回の独自設定や演出、既存のガンダムシリーズへのオマージュや皮肉を含んだ描写は、ファンにとって新たな解釈を楽しむ要素であると同時に、受け入れがたい部分も含んでいると感じられる。
要約してもらったけど、細かいニュアンスは微妙に変わってる気がする。特に言い切ってない表現が言い切りになってて逆の意味合いになってたり。自然言語を扱えるようにはなったけどまだ文脈と意図の扱いには疑問があるかも。無料版だからかな?


コメント